川崎市中原区と高津区の境目
武蔵新城駅徒歩3分にある音楽教室「トイロミュージック」代表の平田むつみです。
トイロのピアノクラスには、
実は大手の音楽教室から移ってこられるお子さまもいます。
お話を聞いていると、
「グループレッスンについていくのが大変になってきて……」
というケースが結構多いんです

レッスンの中で分からないところが少しずつ増えてくると、その分をお家で練習しながら埋めていかなくてはいけなくなります。
すると、
「次のレッスンまでにここまでできるようにしなきゃ」
と、
先生にご迷惑かけないように!と想うママなどは
いつの間にかお家での練習を見る保護者の負担が増えていきます。
子どもも大変。ママやパパも大変。
本当は楽しく音楽を習い始めたはずなのに、ピアノがお家の中でちょっと険悪になる原因になってしまうこともあります。
グループレッスンが悪いわけではありません
最初に書いておきたいのですが、
私はリトミックグループレッスンをメインにやっているので
グループレッスンの良さもたくさん知っています。

お友だちと一緒に音楽を楽しめたり、
みんなで演奏する経験ができたり、
「あの子も頑張ってるから私もやろう!」と刺激をもらえるのも、グループならではの良さですよね。
そして、その進度がその子に合っていれば、とても楽しく力をつけていけると思います。
ただ、子どもの成長って、本当に十人十色で
特に、鍵盤を前にして実際に曲を弾いていくレベルになると
一人ひとりの進度のばらつきが出るのが当然です
逆に、
「もっと弾きたいのに、なかなか先に進まない!」
という子もいます。
グループについていけない子だけではなく、グループの進度では物足りない子もいるんですよね。
個人レッスンでは、まず「今どこにいる?」を見ます
他のお教室からトイロへ来てくださった場合、
私たちはまず、その子が今どんなことができていて、どこに少し不安が残っているのかを見ます。

今使っている教本が何冊目なのかだけで判断はしません
例えば、教本はどんどん進んでいるけれど、
楽譜を一人で読むことにはまだ不安があることもあります。
その状態のまま教本のレベルだけが上がっていくと、
曲は何となく弾けているけれど、
自分一人では新しい曲に取り組めないということも起こります。
そんな時は、一度その子の現在地に戻って

別の教材を使ってみたり、音符を読むワークを増やしたりしながら
その子が「あ、分かった!」と思える方法を探していきます。
教本を先へ進めることよりも、
これから自分の力で音楽を楽しんでいくために必要なものをひとつずつ整理していきます
「もっと弾きたい!」も、その子のペースです
反対に、どんどん弾きたい子にはどんどん進んでもらいます。

教本を早いペースで進めることもありますし、
教本以外で、少し難しい有名曲に挑戦するのもいいですね!
少しずつ自宅練習のルーティンもついている生徒さんには、
「鍵盤をならす」から一歩踏み込んだ表現のところまで深掘りします。
これができるようになってくると
まさに「十人トイロ」の表現を深めていくことができて
本人もすごくイキイキとなり
自分の演奏が「レッスンで変わっていく」過程を感じてもらえるはずです

ゆっくりだからその子のペース
どんどん進むからその子のペース
どちらも、その子に合っていることが大切ですね♩
大手と個人の違いは、病院にちょっと似ているかも
大手音楽教室と個人音楽教室の違いを考えていて、ふと「病院に似ているな」と思いました。
大きな病院には、たくさんの先生がいて、設備も整っていて、受付や予約のシステムもしっかりしています。
音楽教室も同じで、大手だからこそ整っている仕組みがあります。
曜日や時間、コースの選択肢が多かったり、
受付スタッフがいたり、手続きがシステム化されていたり

今の時代スマホでピピっと設定変更!ってできる教室もあるかもしれません。
そのかわり、レッスン以外の時に直接「担当の先生に相談したい!」という事ができない場合もありますね。
一方、個人の音楽教室は
「かかりつけの先生」に少し近いイメージで
基本的には同じ先生が、その子を長く見続けます。
「最近ちょっと練習でこんなことがあって……」
という相談も直接できますし、
先生側も、前回のレッスンだけではなく、
その子がこれまでどう成長してきたかを知った上でレッスンできます。
その代わり、先生一人ひとりのスケジュールで枠を作っているので、
「来月から曜日を変えたい!」
と思っても、簡単には空きがないこともあります。
相性の合う先生を探すために、いくつかの個人教室へ体験に行く必要があることもあると思います。
どちらにも、良いところと不便なところがありますね
結局大切なのは「大手か個人か」より、誰に習うか
自分が子どもの頃、大手に通っていたから
子どももまずは大手に!って思う方も多いかもしれません
大切なのは、
大手か個人かではなく
その教室が何を大事にしていて、その先生が目の前の子どもをどう見てくれるのか
に尽きるなと思います。
そして何より、
「この先生とならやっていけそう」
と、子どもだけではなく保護者の方も思えるかどうかです。
ピアノは、一度習い始めると何年も先生と一対一で過ごす習い事です
ピアノを小学生時代に習っている場合、そのピアノの先生は
人としての価値観や考え方、好きな事の土台を作る時期に一緒に過ごす大人
になります
だからこそ、教え方だけではなく、
その子の性格や「好き」を知ってくれる人なのか、
困った時に相談できる人なのかも、とても大事だと思っています。
トイロミュージックが大切にしているのは
「十人十色」
今どこまで進んでいるかだけではなく、
その子がこれからどうなりたいのかを一緒に見ながらレッスンしていきます。
もし今の教室で子どもは合っているかな?
そんな疑問があれば
一度、その子が今どんな状態なのかを見せに来てくださいね。
今まで習ってきたことも大切にしながら、
その子に合ったこれからの進み方を一緒に考えていけたらと思っています。

